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会の概要

  会長挨拶

金沢方式研究会会長 宮下吉広

NPO難聴と共に歩む親子の会 金沢方式研究会会長の宮下吉広と 申します。聴覚に障害を持つ二人の子どもの父です。

 皆さんは、聴覚障害と聞いて、まず、何を思い浮かべますか?

  「聞こえないから話せない。」「話さないから手話がある。」 「手話ができれば、何とかなるのかな?」他にも、思い浮かぶことが あるかもしれませんが、多くの方は、このように感じられるのではないでしょうか。聴覚障害と一言で言っても聞こえの程度は様々で、手話や聴覚読話(口の形から相手の言うことを推測する)、要約筆記やノートテイクなど筆談等、聴覚障害者が他者とコミュニケ-ションを図るための手段も様々です。

 NPO金沢方式研究会は、「文字・音声法」という聴覚障害児への療育方法を選んだ家族や本人、その療育方法を学ぶ言語聴覚士などの専門職により設立した団体です。「文字・音声法」とは、不十分な耳からの情報の代わりに、視覚から入ってくる情報(文字や文書)を得て、それらには意味があることを幼少期から学び、正しい日本語の読み書きを覚えるという療育方法です。
 正しい日本語の読み書きができれば、より多くの情報を得ることができ、周りの人たちとのコミュニケ-ションを図ることが出来ます。コミュニケ-ションが図れれば、健聴者と同じように多くの選択肢の中から仕事や趣味など自分のやりたいこと好きな事を選ぶことが出来ます。

 また、NPO金沢方式研究会は、専門職は指導するだけ、障害を持つ家族や本人は専門職からの指導を受けるだけの会ではありません。障害を持つ本人も、その家族も、専門職もそれぞれが聴覚障害について学び、理解を深めることを大切にしています。聴覚障害は治りません。本人もその家族も一生付き合っていかなければならない障害です。会員が困った時にお互いが相談できる団体、聴覚障害者が社会で自立していけるような支援や社会への働きかけができる団体。私たちは、そんな団体を目指しています。

 わが子に聴覚障害があると分かった方、他の子と比べて聞こえが悪い、言葉の表出が遅いと思われる方、ご連絡ください。前を向いて、これからのことを考えるときに、私たちに何かできることがあるかもしれません。
 

会員数(令和元年4月現在)

正会員数88世帯
内 金沢支部24世帯 白山支部21世帯 七尾支部14世帯 福井支部11世帯 
その他県外15世帯
 

会費・寄付金について、

・正会員  入会金¥0円 年会費¥12,000円    ※4回による分納も可能です
・賛助会員 入会金¥0円 寄付金1口¥10,000円~  ※1口から可能です。
 

事務局

NPO 難聴と共に歩む親子の会 金沢方式研究会 事務局
〒920-0802 金沢市三池町182-5
TEL:076-251-1371