HOME > 金沢方式体験記5

main_top.png

あるお母さんの応援メール(その3)
H・S君のお母さん

A 様

Sもまだ訓練中。

まだまだ足 りない部分も多く、偉そうにお話しするのは気が引けます が、ご参考になるかと思い、Sの勉強の仕方とそのとき感じたことを、お話しします。

子供自身が 文字に興味を持つ ために、いろいろな手段を使いました。
アルバムを作ったり、部屋の中に文字を貼ったり。絵本を漢字交じりに直したり(我が家に は、現在絵本が二千冊ぐらいあります。
(いろんな人から、いらなくなった絵本を回してもらったんです)

理 解文字数を増やすために、毎日、欠かさず、文字カードを見せるようにしていました。
午前中に、覚えていない文字カードを使った学習 (学習方法は後に記します)。
午後は、先生の課題をして、夜は、午前中勉強した文字の文カード読んだり、アルバムを見たり。

文 字を見る機会が増えて、正解できれば、文字の学習も面白くなります。

文字を集中 して見ないで、ミニカーで遊んで いて、怒ってしまったことも、何度もあります。
「もう少し、丁寧に文字を見てよ。もっと、よく考えてよ。」って、いつも思っていまし た。

もう少し説明したら、判るようになるかもしれないって、夜中の12時頃まで、説明し続けたこともあります。
そ して、判ると、親も子も、本当に嬉しいものです。
逆に、それでも判らなくて、数ヶ月経ってから、もう一度教えたものもあります。

S がすねてしまったときは、ママが、ぬいぐるみ相手に教えて、ぬいぐるみが判らないから、「教えて」ってSに聞きに行く、なんて事もし ました。
(Sのお気に入りのぬいぐるみを操っているのは、もっちろん、ママです。)

無理強 いしたり、怒ってしまったりして、文字嫌いになればマイナス。
でも、それで理解が進んで、「やったー。判ったー。」となれば、プラ ス。

「確実に判る」にとらわれて、同じ文字ばかり勉強して、飽きてしまうならマイナス。
で も、もやがかかっていた様な事が、判って、すっきりするなら、プラス。

だと、私は 思っています。

こ どもがいやならしなくて良い、というものでもないと思います。

どうやった ら理解してくれるか、どうやって楽しま せるか、試行錯誤の連続でした。

S の文字カードを使った学習方法は、以下とおりです。
同時に、理解語彙かどうか判断していました。

二 枚のカードを、Sが床に座って見えるところに、文字の面を表にして貼る。

Sをママの 膝に座らせて(抱っこする感 じ)、ママがジェスチャーした言葉に合った、文字カードを選ばせる。
(1/2選択にするのは、大切なポイントです。多 くのカードから探すのは、子供には、負担が多すぎるようです。)

また、膝の 上もポイントです。
S は時々、ママの膝に寝たまま、足でカードをめくって、正解かどうか、確かめていました。
(勉強時間は、ママの膝を独占できる幸せな時 間だった様です。
パパが会社から帰って、ママとパパがお喋りを始めると、Sが一人でつまらなくなって、「勉強しよう。」と言いまし た。)

正解できたら、その度に「やったー」と言いながら、高い高いをして、大誉めしていました。

2 枚のカードはどんどん変えて、正解できたものと、間違ったものは、カードを分けておいておく。
(子供の気持ちがそれないために、ノー トをつけるのは後回し)
また、飽きないために、少しずつ目新しいカードを、長く勉強しているカードに、混ぜて使うようにしていた。

同 じカードを使って質問するのは、一日に一回だけ。
(何度も、しつこく尋ねると、いやになる。)

四 回(通常は四日)続けて正解できれば、理解語彙にする。
(四回連続しない場合は、理解語彙に入れない。)

使 用するカードは、表に文字、裏に絵の入ったもの。
(Sの場合、裏に絵がないと、全く見てくれなかった。
裏の絵を 見ると、S自身、正解、不正解が判り、よかった。)
正解すると、親がほめなくても、S自身、飛び上がって喜んでいた。
一 度覚えた後、忘れた文字も、カードの裏の絵を見せると
思い出すことが多かった。

また、一日 にうちに、品詞、対語などの切り口で、色々なパターンを作り、Sが飽きないようにしていた。
つまり大きい、小さいや、長い、短い等の 形容詞を30分したら、塩、砂糖をなめて味を表す言葉を30分、その後はおやつにして、色々な果物を少しずつ食べながら、果物の名前を勉強するなどの方法 をしていた。

また、覚え てないカードを、いつも、50~70枚くらい準備しておいて、次々、質問して、正解したらほめて、間違えても気にせず、どんどん進めていく。
従っ て、カード作りに追われる。

子供自身が、まぐれでも正解できて、喜べることも大切だと思います。
それがきっかけになって、覚えやすくなったり、自信がついたりする ようです。

教材作りと、教えることと、報告書作りと、家事と、大変だけど応援しています。がんばってね。

本書をご希望の方は、書籍の案内をご連絡下さい。

ページトップへ↑

main_bot.png